Ubuntuで辞書を引く

普段はUbuntuを使っているのですが、英語のドキュメントなんかを読んでいると、Macみたいに単語をクリックして辞書を引けたらなぁ、と思うことが多々あります。 Linuxでもそんなことできないのかなぁと思って調べたらありました。

GoldenDict

Ubuntuならaptで入るようです。 最新版の入れ方はGitHubを参照。

github.com

導入

とりあえずバージョン。

$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION="18.04 LTS (Bionic Beaver)"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 18.04 LTS"
VERSION_ID="18.04"
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy"
VERSION_CODENAME=bionic
UBUNTU_CODENAME=bionic

ひとまずaptで入れます。

$ sudo apt install goldendict

このままでは辞書がないので、辞書を入れる。 Babylon English-Japaneseというのが使えるらしい。

www.babylon-software.com

aptでインストールすると、~/.goldendictというディレクトリが作られるので、ここに辞書ファイルを置くディレクトリを作る。

$ mkdir ~/.goldendict/dict

ダウンロードしたBabylon English-Japaneseの辞書ファイルを移動する。

$ mv /path/to/Babylon_English_Japanese.BGL ~/.goldendict/dict/

ついでにもう一つ辞書を入れておく。

辞書・翻訳・学習・グラフ表示 (パソコン便利ツール集) フリーソフト

ここから「StarDict版 ejdic-hand (無料)」というのをダウンロードして、解凍する。

$ wget http://makoto-watanabe.main.jp/StarDictEjdic-hand.zip
$ unzip StarDictEjdic-hand.zip -d ~/.goldendict/dict/

あとは、Goldendictを開いて、辞書ファイルの設定をする。

$ goldendict

F3を押して、辞書の設定ダイアログを開き、ソース -> ファイル タブの「辞書ファイルを検索するパス」に、 ~/.goldendict/dictパスを追加し、今すぐスキャン -> 適用 -> OK

これで単語をダブルクリックして辞書を引けるようになるはず。